【大分】イスラム教徒土葬墓地計画巡り大分県日出町長が町有地売却しない考え伝達…別府ムスリム協会「墓は絶対に必要、諦められない」
大分県別府市の宗教法人「別府ムスリム協会」が同県日出町の町有地に建設を計画するイスラム教徒の土葬墓地を巡り、同町の安部徹也町長は17日夜、同協会のカーン・タヒル代表(57)と面会し、町有地を売却しない考えを正式に伝えた。協会側は納得せず、売却を求めた。土葬墓地を巡っては、町が協会側に町有地を売却する方向で手続きを進めていたが、8月の町長選で初当選した安部町長は「水源への影響がないという科学的な証明がない」などとして売却を認めない考えを表明。