【外環道】調布陥没から4年、地盤補修、想定の2年で終わらず…東日本高速・由木社長「掘削再開のめど立っていない」
東日本高速道路の由木(ゆき)文彦社長は30日の定例記者会見で東京都調布市の東京外郭環状道路(外環道)の大深度地下トンネル工事で発生した陥没などに伴う地盤補修について「想定していた2年では終わらない」との見解を示した。同社はこれまで、2022年12月の着工から2年程度で終えるとしていた。由木社長は、補修エリアの住民の移転契約が9割にとどまるほか、振動・騒音対策を追加したため「地盤改良のためのくいを打つ作業そのものが遅れている」と説明。