生保の個人情報漏れ、18社で42万2千件に 生保協会が中間報告
生命保険会社が保険代理店への出向者らを通じ、他社の契約者の個人情報を得ていた問題で、生命保険協会は15日、生保18社で延べ約42万2千件の情報漏洩(ろうえい)があったと明らかにした。これらの生保が出向者を出していた34の保険代理店から情報が漏れていた。今後も調査を続け、再発防止に取り組むとしている。損害保険業界で顧客の情報漏れが相次いだことを受け、生保協会は8月末、金融庁と連携して加盟する41社に同様の事例がないかを調べるよう求めていた。