重度の新型コロナ発症によってがん腫瘍が縮小するという研究結果、新たながん治療法の開発につながる可能性も
アメリカ・ノースウェスタン大学の研究チームが発表した論文で、「重度の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によってがん腫瘍が縮小する可能性がある」という結果が示されました。この新しい発見により、がん治療の新たな可能性が開かれるのではないかと期待が寄せられています。がんの治療法には腫瘍を直接切除する外科手術や、がん細胞の増殖を抑えて死滅させる抗がん剤治療がん細胞の遺伝子を傷つける放射線療法、免疫系を活性化させてがん細胞を攻撃させるがん免疫療法などがあります。