ホンダ・日産協議、東南ア戦略は三菱自の合流がカギ…市場に一定のブランド力
ホンダと日産自動車が経営統合に向けた協議を始めたことで、東南アジア市場でも生産や販売の戦略見直しが必要となる可能性がある。合流を検討する三菱自動車は東南アジアで一定のブランド力を持つ。中国勢が影響力を急速に増す中、成長市場を取り込むには三菱自が合流するかどうかもカギを握る。(奈良橋大輔、バンコク支局 井戸田崇志)三菱自は1960年代に東南アジアに本格進出し、同じ三菱グループの三菱商事と連携しながら販売網などを構築してきた。