退職増加の年末年始、代行業者に依頼殺到 正月休み明けの予約も「既に30件以上」
年の瀬を区切りに仕事を辞めようと、退職代行サービス「モームリ」への依頼が殺到している。本人に代わって退職の希望を企業側に伝えるサービスで、23日は130件を超える利用があった。運営するアルバトロス(東京都港区)の谷本慎二社長は「年始も30件以上の予約が既に入っている」と明かしたうえで、「ブラック企業は社員と対話していれば、こうした退職代行の利用を思いとどまらせ、退職も防げたかもしれないと実感してほしい」と訴えている。