イランがロシアと戦略的パートナーシップ協定調印へ トランプ政権発足前に連携強化
イランのペゼシュキアン大統領は17日、ロシアの首都モスクワでプーチン大統領と包括的な戦略的パートナーシップ協定に調印する見通しだ。20日に発足するトランプ米政権はイランに強硬姿勢で臨む公算が大きいため、イランには、ロシアや中国との連携を強化して米国の圧力に対抗する狙いがある。国営イラン通信によると、協定は経済やエネルギー、防衛など幅広い分野での協力強化が盛り込まれる見通しで、イランの駐露大使はペゼシュキアン氏の訪露は「歴史的なものになる」と述べた。