「年間5千人超摘発」インバウンドの影で増加する来日外国人犯罪…検察当局も陣容強化へ
インバウンド(訪日外国人客数)が昨年、過去最多となる中、来日外国人による犯罪増加が検察当局の重点課題として急浮上している。検察幹部は「警察や海上保安庁など、関係機関との連携を一層深化させたい」と指摘。来年度からさらに陣容を強化し、摘発を推進していく方針だ。◼軒並み増加
観光庁によると、インバウンドは令和6年11月の推計値で3337万9900人と、新型コロナウイルス禍前の元年に記録した3188万2049人を抜き、過去最高を更新した。