【仙台】自己破産を申請、仕出し弁当業・温泉宿営む「金魂」 負債総額 8億円超…コロナや地震が影を落とす
仕出し弁当などの小売業や 仙台市太白区の温泉宿・茂庭荘などを営む「金魂」が、業績の悪化から仙台地裁に自己破産を申請した。負債総額は、約8億6000万円にのぼる。帝国データバンクによると、自己破産を申請したのは仙台市太白区で小売業などを営む「金魂」。1986年創業で仕出し弁当の小売や葬祭会館の運営などを手掛け、2007年には温泉宿・茂庭荘や、かつて伊達伯爵家の邸宅だった鍾景閣を取得するなど事業を拡大し、2012年8月には年間の売上高で16億6000万円を計上した。