米電動トラックの二コラが破産申請、EV市場の失速響く
米電動トラックメーカーの二コラ(NKLA.O)は19日、連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の下で資産売却を進めると発表した。EVの需要低迷や不正疑惑、資金調達を巡る問題などに見舞われ、経営難が続いていた。スティーブ・ガースキー社長兼最高経営責任者(CEO)は声明で「EV業界の他の企業と同様に、当社の運営能力に影響を与えたさまざまな市場やマクロ経済の要因に直面している」とした上で、「残念ながら、われわれの最善の努力はこれらの重大な課題を克服するのに十分ではなかった」と述べた。