【医療】厚生労働省、H7N9型鳥インフルエンザワクチンを開発・備蓄へ/世界に先駆けパンデミックに対する体制作り
厚生労働省は2日、中国で今春、感染が広がった鳥インフルエンザ(H7N9型)のワクチンを開発することを決めた。同日開かれた専門家会議で了承された。今後、ワクチンメーカーに協力を求め、早ければ今月中にも開発を始める。H7N9型ウイルスの人への感染は今春、中国で初めて見つかった。先月11日までに中国と台湾で135人が感染し、44人が死亡したと報告されているが、人から人へと持続的に感染する状況にはなっていない。