【医療技術】がん切除 CTで得た患者の体の断面図を使い、切開位置を決めてプロジェクターで体に投射 手術精度向上/高知大が開発
がん切除、切開位置を投射 手術精度向上、高知大が開発肺がん患者をコンピューター断層撮影(CT)して把握した病巣や骨などの場所から、胸部の最適な切開位置を決めて体に投射し、がんを切除する―。手術の精度を向上できるこんな技術を高知大医学部(高知県南国市)が開発し、19日発表した。患者の胸に小さな穴を開け、体への負担が少ない胸腔鏡手術と組み合わせ、既に10回以上実施しているという。