【地球科学】ロシア落下の隕石 イトカワ微粒子と似た特徴
ことし2月にロシア中部に落下した隕石(いんせき)を岡山大学が分析したところ、日本の探査機「はやぶさ」が持ち帰った小惑星「イトカワ」の微粒子と特徴が似ていることが分かりました。大学は隕石と「イトカワ」は、同じ天体に含まれていた可能性があるとしています。鳥取県三朝町にある岡山大学地球物質科学研究センターは、ことし2月にロシア中部のチェリャビンスク州に落下した隕石の破片をロシアの研究機関から譲り受け、鉱物の組成や元素の同位体の割合などを調べました。