【考古学】ネアンデルタール人も高齢者介護、墓地跡の調査で発見
歯が抜け落ち、歩くこともままならなかった高齢のネアンデルタール人が、仲間から介護され、死後は手厚く埋葬されたとする研究論文が16日、発表された。 今回の発見は、フランス中部の発掘現場における13年間の調査に基づいたもので、洞穴に住んでいた石器時代人は実はかなり洗練されていたのではないかとする議論に新たな証拠をもたらした 仏ラ・シャペル・オ・サン(La Chapelle-aux-Saints)の墓穴が最初に発見されたのは1908 年。