【医療/感染症】タミフルなどが効きにくい抗インフルエンザ薬耐性A(H1N1)pdm09ウイルスを検出 5道府県で
国立感染症研究所は3日、インフルエンザの抗ウイルス薬である「タミフル」や「ラピアクタ」の効きにくい耐性ウイルスが2013年11月以降に5道府県で見つかったと発表した。札幌市で相次いでいたが、北海道以外にも広がっていることがわかった。感染研は、全国約500の医療機関で見つかったウイルスの特性を分析。2月2日までに、北海道で15人、山形と神奈川、三重の各県で2人ずつ、大阪府で1人と、計22人から耐性ウイルスが検出された。