【疫学】血糖値高いほど心不全で入院する割合が高い、国循
血糖値が高い糖尿病患者ほど、心不全で入院する割合が高いとする調査結果を国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)がまとめ、21日発表した。特に心筋梗塞など心臓の持病をもともと持っている糖尿病患者は血糖値の影響を受けやすかった。同センターによると、これまで血糖値と心不全の相関は明らかにされていなかった。糖尿病・代謝内科の岸本一郎医長は「食事、運動、治療といった自己管理を早めにしっかりすることが、糖尿病にも心臓を守ることにも必要だ」と話した。