【環境】二酸化炭素濃度:日本南方海上と上空初の400 ppm超え
二酸化炭素濃度:日本南方海上と上空初の400 ppm超え
2014年05月26日 20時32分
気象庁は26日、日本の南方の海上と上空で、大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が初めて400 ppmを超えたと発表した。陸上でも昨年の年間平均濃度は過去最高を更新した。国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が昨秋示したシナリオでは、産業革命前からの気温上昇を2度未満に抑えるには、今世紀末のCO2濃度の目標を世界平均で420 ppmとしている。