【医学/薬理学】薬物耐性を持つ多剤耐性菌「MRSA」に1000年前から伝わる薬が効果大という事実が判明
ペニシリンの一種であるメチシリンなど、複数の抗生物質に対する薬物耐性を持つ多剤耐性菌が「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)」です。健康な人には害のない細菌ですが、感染すると細菌を倒すための薬が効かなくなるという恐るべき細菌で、抗生物質を多用する病院などで多く見られます。そんなMRSAがなんと1000年前のまだ抗生物質が発見されていなかった時代の治療法で殺菌可能であることが発覚しました。