【医学/生化学】阪大、肺高血圧症の新しい発症メカニズムを発見 インターロイキン21(IL-21)が発症に重要な役割を担う
低酸素誘発性肺高血圧症(HPH)マウスに対する抗インターロイキン6(IL-6)受容体抗体の効果を示す図。A. 低酸素負荷でコントロール抗体投与下でのHPHマウスでは肺動脈壁の肥厚が観察されたのに対して、抗IL-6受容体抗体を投与したマウスでは肺動脈壁の肥厚が抑制されていた。B. 低酸素負荷でコントロール抗体投与下ではHPHマウス肺においてIL-21の発現が誘導されたが、抗IL-6受容体抗体を投与したマウス肺では発現誘導が抑制されていた。