【進化生物学】4万~2.7万年前か=オオカミから犬へ家畜化-骨のDNA解読・欧米チーム
ロシア北部タイミル半島で発見された約3万5000年前のオオカミの下顎骨。DNAの比較解析で、犬がオオカミから家畜化されたのは4万~2万7000年前と推定された(スウェーデン自然史博物館のダレン博士提供)
ロシア北部タイミル半島で見つかった約3万5000年前のオオカミの骨からDNAを抽出し、解読して現代のオオカミや犬と比較したところ、犬がオオカミの祖先から分かれたのは4万~2万7000年前の可能性が高いことが分かった。