【疫学】中東呼吸器症候群(MERS)は人から人への持続的感染力が低い WHO
スイスのジュネーブに本部を置く世界保健機関(WHO)のクリスチャン・リンメア報道官は5日、重症急性呼吸器症候群(SARS)と比べて「現時点で中東呼吸器症候群(MERS)は人から人への持続的な感染力が低い」として、「過剰の不安を抱える必要はない」と人々に呼び掛けました。リンメア報道官は、「MERSとSARSのウイルスは同じコロナウイルスの仲間だが、現時点でMERSウイルスは直接的な感染方法で広がっており、次々に人から人へ感染する傾向がない」としています。