【生化学/医学】エリンギから眠り病の病原体の脂質を認識するタンパク質「エリリシンA」を発見 新たな診断・治療の可能性を拓く
図1 セラミドホスホエタノールアミン(CPE)とスフィンゴミエリンの構造
2つの脂質はわずかに赤で示した部分だけが異なる類似した脂質である。CPEは昆虫など無脊椎動物に多く存在し、スフィンゴミエリンは主として哺乳類に存在する。
図2 ショウジョウバエ幼虫脳におけるセラミドホスホエタノールアミン(CPE)の分布
左 :変異型緑色蛍光タンパク質(EGFP)で標識したプロロトリシンの分布。