【神経科学】学習により大脳視覚野での情報処理形態が変化する仕組みを実験で解明 トップダウン入力が増強、ボトムアップ入力が減少
図1 頭部を固定された状態のマウスによる回避学習課題
左)実験設計の模式図。頭部を固定されたマウスは画面から映し出された視覚刺激に反応し、3.5秒以内にトレッドミルの上をあらかじめ設定された速度以上で走ることで、微弱な電気刺激を回避できる。右)マウスのランニングの例。1日目は視覚刺激に関係なく走ったり、またはトレッドミル上で止まっているが、4日間の学習を通じてマウスは視覚刺激が現れると素早く反応し、走り始めるようになる。