【古生物学】シーラカンス類の新種化石=南アで発見、3.6億年前
南アフリカ東部の約3億6000万年前(古生代デボン紀後期)の地層から、シーラカンス類の稚魚の化石が多数見つかり、新属新種に分類された。同国のウィットウォーターズランド大などの研究チームが28日までに英リンネ協会の動物学誌電子版に発表した。アフリカで発見されたシーラカンス類の化石では最古という。シーラカンスは1938年、南アフリカのカルムナ川河口付近で生きた状態で発見され、昔から姿がほとんど変わらないことから「生きた化石」と呼ばれる。