【海洋考古学】地中海で大量の沈没船が見つかる、ギリシャ沖 紀元前からローマ時代後期まで2週間でなんと22隻
今回の発見では、積荷である「アンフォラ」という陶器の壺しか残っていない場合が多かった。だが、考古学者はアンフォラの中身を調べることで、船が運んでいた交易品、出港地、沈没時期などを特定できる。(PHOTOGRAPH BY V. MENTOGIANIS)最近、ギリシャのフルニ島の周辺海域で多数の沈没船が発見され、東地中海における交易ルートと航海技術の発展について新たな知見がもたらされている。