【環境/遺伝学】「現代版ノアの箱舟」、絶滅危惧種のDNA保存プロジェクト
英国で発足したプロジェクト「フローズン・アーク(Frozen Ark)」は、絶滅危惧種が消滅する前にDNAを保存しようという取り組みだ。プロジェクトを主宰する英ノッティンガム大学(University of Nottingham)のジョン・アーマー(John Armour)教授(人類遺伝学)は「絶滅危惧種の多くは、生息が確認される前に消滅してしまう」と述べ、「手遅れになる前に、次世代のためのDNAを採取・保存しようということがフローズン・アークの構想だ」と説明する。