【遺伝子医学】最新遺伝子研究で脂肪を燃焼しやすくすることが可能に 肥満に伴い遺伝子Cnot7とTobの量が増加、Ucp1遺伝子の量は減少
概要
沖縄科学技術大学院大学(OIST)細胞シグナルユニットの高橋明格博士らは産業技術総合研究所の研究者たちとともに、肥満の原因を遺伝子レベルで解析し、その結果、ある特定の遺伝子が代謝を下げ、脂肪を熱エネルギーに変換し燃焼させる過程を妨げることで、肥満を進行させることを発見しました。つまり、この研究成果を応用すれば、運動や食事制限を行わずとも、脂肪を燃焼できる可能性が遺伝子レベルの研究で示唆されたことになります。