【医療技術】インスリン注射はもう不要!?糖尿病治療に新たな道筋を示す海藻マイクロカプセル
糖尿病は死亡原因の上位を占めている疾患です。1型糖尿病の患者は、インスリン産生細胞が免疫作用により破壊されるため、毎日インスリン注射を打たなくてはなりません。インスリン摂取量を劇的に減らし、インスリン投与への依存を断ち切るための効果的な治療法は、膵臓にあるランゲルハンス島(膵島)を移植することです。移植者の肝臓にインスリン産生細胞を注入すると、適応期間を経たあとに糖尿病患者に必要な量のホルモンが産生され始めます。