【医学/生化学】パーキンソン病の進行に伴い変化する新しいバイオマーカーを発見 代謝型グルタミン酸受容体1(mGluR1)の発現量が変化
発表のポイント
•病態進行に伴い代謝型グルタミン酸受容体1(mGluR1)※1の発現量が変化することを世界で初めて明らかに•様々な脳神経疾患の進行度を客観的に判定することができるバイオマーカーとして期待放射線医学総合研究所(理事長:米倉義晴、以下、放医研)は、独自に開発したPET※2薬剤[11C]ITDM※3を用い、パーキンソン病(以下、PD)の病態進行に伴い脳内の代謝型グルタミン酸受容体1(以下、mGluR1)の発現量が経時的に変化することを世界で初めて明らかにしました。