【技術】合成RNAを利用した生細胞の高精度な同定と分離 わずかなmiRNA活性の違いにもとづいて分離することが可能に
ポイント
•生きた細胞内のマイクロ RNA(miRNA)注1)活性を定量的に感知するメッセンジャーRNA(mRNA)注2)を合成した。•生きた細胞中の複数の miRNA 活性の違いを定量的に感知することで、異なる細胞種の同定や分離の精度を高めることができた。•この手法は、目的細胞の同定や、異なる細胞種が混在する状態から目的の細胞のみを精製する技術、培養細胞の品質管理に役立つと考えられる。