【古生物学】太古の新世界サル(広鼻下目)、大陸接合前に北米に到達か 化石研究
【4月22日 AFP】中米・パナマ運河(Panama Canal)の拡張工事中に発見された2100万年前のサルの小さな歯7個が、サルの移動(移住)に関する科学理論が書き換えられようとしている。米国と中南米の研究チームが発見したこれらの歯の化石は、アフリカ大陸から大西洋を渡って南米大陸にやってきた、いわゆる新世界サル(広鼻下目、こうびかもく)が、これまで考えられていたより1800万年早い時期に北米大陸に到達していたことを示唆している。