【医療技術】豚の腸でできた折り紙マイクロロボットで、誤飲した電池を胃から取り出す
ボタン電池の誤飲は、命に関わる重大事故だ。体内で電池が放電すると水酸化物が生成され、胃腸の壁にダメージを与える。時には、胃腸に穴を開けてしまい、人を死に至らしめることもある。飲み込まれた電池はできる限り速やかに体外へと排出する必要があるが、体に負担をかける外科手術なしで処置するにはどうすればよいか?MIT、シェフィールド大学、東京工業大学の研究チームが開発したのは、「誤飲した電池を回収するマイクロロボット」だ。