【医学】パーキンソン病改善 病気にかかわる遺伝子を狙って作用する核酸医薬を開発 マウスで確認/大阪大
体が自由に動きにくくなる「遺伝性パーキンソン病」について、大阪大の望月秀樹教授(神経内科学)らは、病気にかかわる遺伝子を狙って作用する核酸医薬を開発し、マウスで効果を確かめたと、神戸市で開かれた日本神経学会で発表した。実用化に向けた臨床試験(治験)を2018年にも始めたいとしている。パーキンソン病は、脳の神経細胞が減り、手足の震えや歩行困難などが起きる難病で、国内では約1000人に1人が発症。