【地震学】南海トラフ巨大地震の想定震源域におけるプレートのひずみ状態が初めて明らかに
南海トラフの想定震源域において、海底における地殻変動の実測データに基づき、広範囲にわたりプレート境界の「ひずみ」の蓄積分布を推定しました。これは、世界でも初めての画期的な成果です。今回の成果が、将来発生が懸念される南海トラフ巨大地震の長期評価に役立てられ、地震被害の軽減に資することを期待します。本研究成果は5月24日0時(ロンドン時間:5月23日16時)に英国の科学雑誌「Nature」電子版に掲載されました。