【統計】日本人における加齢に伴う腸内細菌叢の変化を確認 変動要因のひとつは、大腸に到達する食事成分
我々の腸内細菌叢は、加齢に伴いそのバランスが変化すると言われておりますが、各年代の違いを詳細に解析した研究はこれまで報告がありませんでした。そこで森永乳業は、神戸大学大澤朗教授との共同研究にて、0歳から104歳までの健常者367名を対象に腸内細菌叢を解析、比較いたしました。結果、加齢に伴う腸内細菌の連続的な変化には数パターンが存在し、加齢にともない減少する菌群、加齢に伴い増加する菌群、成人のみ占有率の高い菌群、乳幼児と高齢者で占有率の高い菌群などが存在することが明らかとなりました(図1)。