【医学】初期乳がん患者、ホルモン療法期間延長で再発リスク低下 米研究
初期の乳がん患者が受けるホルモン療法の期間を5年から10年へと2倍に延長することで、再発やもう片方の乳房への腫瘍発症リスクを減らせるとする研究論文が5日、発表された。初期乳がんでホルモン受容体が陽性のタイプを対象とした同論文は、今週米シカゴ(Chicago)で開催される米国臨床腫瘍学会(ASCO)の年次総会で発表される他、米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル(New England Journal of Medicine)」にも掲載される。