【医学/統計】肺腺がんの転移と補助化学療法の効果を予測するバイオマーカー発見 補助化学療法における個別化医療を目指す
本研究成果のポイント
•ACTN4高発現の肺腺がん患者さんで、術後補助化学療法の恩恵が大きい可能性を示唆ACTN4の発現の高低により患者群を分け補助化学療法実施の有無を比較したところ、予後に大きな違いがある可能性を認めました。•ACTN4の肺腺がんでの潜在的転移能を評価するバイオマーカーとしての可能性を示唆ACTN4の発現を減弱させた肺腺がん細胞株は、抑えていない対照細胞株に比較して明らかに肺への転移活性が抑制されました。