【材料科学】簡単に表面の摩擦力を大幅に変えられる複合材を開発 グリップ性能を調節できるゴムなどの表面材への応用に期待
ポイント
• ゴム表面に織布を埋め込んだ複合材で、簡単に作製可能• 圧縮と同時に表面の形状が変わり、摩擦力がおよそ十分の一に減少•ロボットハンドや工具等のグリップ性能制御への応用に期待概要
国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)機能化学研究部門【研究部門長 北本 大】動的機能材料グループ 大園 拓哉 研究グループ長と、鈴木 航祐 産総研特別研究員は、簡単に表面の摩擦力を大幅に変えられる複合材を開発した。