【地質学】防災・減災の基礎資料となる越後平野の地質図幅を作成 新潟市街部の軟弱地盤や近傍の活断層の分布を初めて公開
ポイント
•日本最大の沖積平野である越後平野の地形、地層、活断層などを一枚の地質図に網羅• 世界でも有数の厚い(160 m以上)沖積層の分布と特徴を、新しい表示手法を取り入れて詳しく解説• 地域の地震防災対策(強震動、津波、液状化)などに活用されることを期待概要
国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)地質情報研究部門【研究部門長 牧野 雅彦】と、国立大学法人 新潟大学【学長 髙橋 姿】(以下「新潟大学」という)は、新潟県の越後平野を中心とした地域地質研究報告(5万分の1地質図幅)「新潟及び内野地域の地質」を出版した。