【分析技術】名刺でもできる画期的な質量分析法の開発に成功
概要
1.国立研究開発法人物質・材料研究機構若手国際研究センター(ICYS)の柴弘太ICYS-MANA研究員と、国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA)ナノメカニカルセンサグループの吉川元起グループリーダーは、従来法とは全く異なる質量分析法の開発に成功しました。これは、紙切れの端を手で持ち、そこに一定流量の気体を吹き当てたときに生じる変形量(たわみ)が、気体の分子量によって変わることを利用したもので、気体の分子量を大気中でリアルタイムに測定することが可能になります。