【宇宙】彗星着陸後に行方不明になった小型探査機「フィラエ」 割れ目にはまっているのを発見
ESA=ヨーロッパ宇宙機関は、おととし11月、「ほうき星」とも呼ばれるすい星への着陸に世界で初めて成功したあと、行方が分からなくなっていた小型探査機を発見したと発表し、すい星の観測データのより詳細な分析につながることが期待されています。ESAの無人のすい星探査機「ロゼッタ」から放たれた小型探査機「フィラエ」は、おととし11月、世界で初めてすい星への着陸に成功しましたが、電源となる太陽光を十分に受けられなかったことから、数日間、稼働したあと、交信がほぼ途絶え、行方が分からなくなっていました。