【技術】微細構造の毛細管力を利用した超高精細・厚膜印刷技術を開発 透明性が高く応答の速いタッチパネルや次世代装飾印刷への応用に期待
ポイント
•毛細管力を利用して原版パターンの1/30以下に細線化できるサブマイクロメートル印刷技術• 従来技術では困難な25以上の高アスペクト比の厚膜印刷を実現
• 自動車の内装パネルなどの製造技術であるフィルムインサート成形が可能
概要
国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)集積マイクロシステム研究センター【研究センター長 廣島 洋】マルチスケール機能化表面研究チーム【研究チーム長 高田 尚樹】 穂苅 遼平 研究員、栗原 一真 主任研究員は、ナノインプリントとスクリーン印刷を融合し、従来と同じ印刷原版を用いて、原版パターンの1/30以下に細線化できる超微細印刷技術を開発した。