【発生生物学】動物と植物に共通の幹細胞化誘導因子の発見/基礎生物学研究所
動物と植物に共通の幹細胞化誘導因子の発見
動物も植物も、受精卵が分裂し、増えた細胞がいろいろな性質を持ち、特殊化(専門用語では分化)することで体ができあがります。一方、特殊化した細胞が受精卵のようにいろいろな性質の細胞を生み出せるように逆戻りすることもできます。ヒトを含む哺乳類では、できあがった細胞にいくつかの遺伝子を誘導することで、いろいろな性質を持った細胞を生み出すことのできる幹細胞(iPS細胞)に戻すことが可能であることがわかりました。