【環境】豪グレートバリアリーフ、完全回復は絶望的=研究
- オーストラリアの海洋学者らが、
昨年白化現象で大規模な被害の出たグレートバリアリーフ北部のサンゴ礁について、海水温上昇に伴い今後はより頻繁に白化が起きる可能性があることを考慮すると、回復は絶望的との研究を発表した。被害を免れた部分も、完全に健全な状態への回復は望めない見通しという。昨年には季節外れの海水温上昇が見られ、
グレートバリアリーフ(全長700キロ)の3分の2が白化現象により死滅、グレートバリアリーフでの記録としては過去最悪の被害となった。