【神経科学】脳内の仕組み「ジョークでウケると喜び」生理研が解明
「自分の行動」の認識が「相手の反応」に関する信号を変化させ「うれしい」と感じる--。自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)は、ジョークで人を笑わせた時に「うれしい」と感じる脳内の仕組みを解明したと発表した。角谷基文特任研究員らのグループが実験して分析した。テレビ放映された大喜利からジョーク90本を用意し、自分で読み上げる▽他人が読み上げる--の2通りで、被験者38人に観客の反応を聞いてもらい、その時の感情と脳の動きを調べた。