【東工大】〈生体防御反応〉体を外敵から守る化学感覚細胞のマスター因子を同定 ―舌だけではない!全身の味細胞の機能解明へ
〈要点〉
・味細胞(化学感覚細胞)は、舌だけでなく体の様々な器官にも存在・これら化学感覚細胞の産生に必須な転写因子(マスター因子)を同定・今後、舌だけなく体中に分布する化学感覚細胞の機能解明が期待〈概要〉
東京工業大学 バイオ研究基盤支援総合センターの廣田順二准教授、生命理工学院 生命理工学系の山下純平大学院生(日本学術振興会特別研究員)、米国モネル化学感覚研究所の松本一朗研究員らの研究グループは、生体の様々な器官に分布して生体防御反応に関与すると考えられている化学感覚細胞のマスター因子の同定に成功しました。