【考古学】死海文書を解読、ユダヤ祭事の記述 364日のカレンダーにワインやオイルの収穫祭
死海文書の謎の解明に、また一歩近付くかもしれない。イスラエルにあるハイファ大学の研究者らは、まだ解読されていなかったクムラン洞窟の死海文書の一つを復元、解読したと発表した。死海文書は900以上の写本からなり、70年ほど前に発見されてから依然として議論の的となっている。〈364日のカレンダー〉
今回の文書は、同大学のイシュバル・ラトソン氏とジョナサン・ベン=ドブ氏が1年かけて、60枚ほどの断片をつなぎ合わせ復元させたものだ。