【遺伝子】クリスパー(CRISPR)とは異なる細菌のゲノム防御システム(Scienceオンライン版掲載論文)
クリスパー/CasはゲノムやRNAの遺伝子編集を容易にする技術として現在最も注目されているシステムだが、もともとは細菌が自分のゲノムを、外来DNAから守る一種の免疫システムだ。このために、入ってきた外来ゲノムを自分のゲノム内に組み込んで記憶しておいて、その配列に一致する新しいゲノムを分解している。今日紹介するイスラエル・ワイズマン研究所からの論文は、クリスパ-/Casとは異なる細菌の免疫システムを探索した論文でScienceにオンライン発表された。