【動物/生態】餌か繁殖か…オウサマペンギンに迫る残酷なジレンマ 地球温暖化
【2月27日 AFP】
地球温暖化が原因でオウサマペンギンの約70%が今世紀末までに死滅する恐れがあるとの研究結果が26日、発表された。威風堂々とした姿のオウサマペンギンだが、このままでは絶滅に向かうことになると研究者らは警鐘を鳴らす。オウサマペンギンは魚やイカを餌としている。しかしそれら生き物の生息海域は気候変動によって移動しているため、ペンギンもより長距離の移動を余儀なくされることとなり、その結果、陸上で待つ幼鳥の給餌にもより多くの時間がかかるようになる。