【医学】人への臓器移植用ブタ作製、来年初めにも供給 明治大や京都府立大などのチーム
明治大や京都府立大などのチームは、人への移植用のブタを作製したとして、10日に大阪府吹田市で開かれる日本異種移植研究会で発表する。動物の臓器や細胞を人に移植する「異種移植」に関する国の指針に基づき、移植用動物を作ったのは初めてといい、来年初めには民間企業と共同でブタの供給を始める方針。異種移植は臓器不足を解消する手段として、
ニュージーランドやロシアなどで臓器の機能が人に近いブタから人への移植が200例以上行われている。